どう見てもヘビ、絶対に食べられたくない一心で究極に進化したイモムシの写真
チョウやガの幼虫は鳥の目に似た目玉模様を持つものや生息している環境と同じ系統の色をしたものなど、なるべく捕食されないように進化している種類も少なくはありません。そんな見た目を変化させることで身を守っているイモムシたちの中でも、南米・コスタリカのイモムシたちはさらにアグレッシブなビジュアルに進化しています。
1. かなり切羽詰まった時代があったのか神の仕業なのかはわかりませんがどう見てもヘビにしか見えないイモムシ
2. 自分を捕食する動物を捕食するヘビに擬態というものすごい発想です。
3.
これらの写真は、アメリカのペンシルバニア大学教授であり、熱帯生物学者の ダニエル・ジャンゼン 博士が世界遺産にも登録されているコスタリカの「グアナカステ保全地域」で撮影したもの。
4. 「グアナカステ保全地域」の位置はここ
1年の半分は大学、残りの半分は生物を求めて中米で生物の生態を調査しているジャンゼン博士。「コスタリカのほとんどのイモムシは何かに似ています。例えば木の葉や小枝、このイモムシのようにヘビなどにね」と語っています。
5.
6.
7.
以前に紹介した、CGで作ったかのような「全身が透明な『宝石イモムシ』の画像」も非常に不思議な生物ですが、お尻がヘビの頭をしたイモムシもかなり不思議な生物といえるのではないでしょうか。イモムシの世界は相当にディープのようです。
関連記事
[閲覧注意]「バラ色のメイプル」の名を持つ、ピンクと黄色の羽毛で全身彩られたド派手な蛾「Rosy Maple Moth」 - DNA
環境と同化するために長い年月をかけて進化した動物たちの擬態写真15枚 - DNA
誰かに見られている……勘違いや気のせいではなかった写真いろいろ - DNA
自然と完璧に一体化している野性動物たちのカモフラージュ写真23枚 - DNA
独自の進化を遂げた野生動物の能力を思いっきりデフォルメした写真30枚 - DNA
アフリカ・サファリの違法な密猟を阻止するべく進化したメカニカルな大型動物のイラストシリーズ「Big Five」 - DNA
動物にはどのように世界が見えているのか、人と動物の視界を比較 - DNA