アートとデザイン

周囲の空間を再生し続ける不気味な宙に浮かぶ黒い玉のアート「Space Replay」


突如目の前に現れた宙に浮く黒いボール……哲学的SF映画に出てきそうなこの物体は時空を超えた「エコー」として作られたアート。そのボールの周りだけ時空が繰り返し再生する不思議な雰囲気をかもして出しています。


ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのフランチェスコ・タッチーニとユリンカ・エブハート、ウィル・イェーツ・ジョンソンが製作した「Space Replay」はヘリウムガスを詰めた黒い風船にバッテリー駆動のArduino基盤を内蔵したもの。

普通の景色にはまったく溶け込まない無機質な見た目ですが、さらに不気味なのはこの「Space Replay」は辺りの音を録音・再生し続けることで「エコー」として存在するところ。時間を超越してその場の空間を再現するというコンセプトはまさしく「Space Replay」の名の通りです。

動画はこちらから。辺りに漂うえもいわれぬ違和感がたまりません。
Space Replay on Vimeo

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