世界のびっくりニュース

アニメ「シンプソンズ」でJudas Priestを「デスメタル」と呼んでしまい炎上


例えば「サイレンサー」と「サプレッサー」のように普通の人には区別がつかなくとも、ファンにとっては重大なミスになることは本当にたくさんあります。アメリカのご長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」でJudas Priestをうっかり「デスメタル」に分類してしまい炎上するという騒ぎがありました。本当はどう分類すべきなのでしょうか。


これは2014年1月5日の放送で、スウェーデン領事館に逃げ込んだシンプソン一家を追い出すシーンでのこと。

この回、登場人物のバートはFBIに違法ダウンロードの容疑で家宅捜索を受けており、これを受けて劇中のスウェーデン領事館の外ではゲスト出演したJudas Priestが「著作権法を守れ!」と抗議のロックサウンドをぶちかましていました。

これを見たFBIの捜査官のセリフ。

“There’s only one surefire way to get fugitives out of a foreign building, blasting death metal!”

「外国領の建物に逃げこんだ奴を追い出すにはこれしかないね、デスメタルをぶっ放すんだ!」

そしてスウェーデン領事のセリフ。

“Swedes love death metal, it reminds us of death.”

「スウェーデン人はみなデスメタルが好きなのです。死について思い出させてくれますから」

両者ともJudas Priestが「デスメタル」と言ってしまってますが「デスメタル」の概念が生まれたのは80年代のことであり、69年に結成されたJudas Priestはあてはまりません。音楽的にもJudas Priestはハードロック/ヘヴィメタルであり、デスボイスを多用しつつ死や恐怖を歌うデスメタルとはまたちょっと違います。

……ここらへんは本当に難しく微妙な分類なのですがファンは激怒しネットで炎上。「シンプソンズ」はいつもの「黒板ジョーク」で「Judas Priestはデスメタルではありません」と謝罪の意を表明しました。

1.

ソース:Bart Simpson Apologizes for Calling Judas Priest ‘Death Metal’ | Music News | Rolling Stone

関連記事

アメリカのご長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」の何ともイキな「誤字のお詫び」 - DNA

うるさい隣人に爆音のヘヴィメタルをかけ続けて復讐した老夫婦が取り締まられる。 - DNA

看板のスペルミスが気に入らなくてビルごと爆破しようとした男が逮捕 - DNA

体の芯まで(物理的に)ヘビーでメタル、ロボットのバンドが「Ace of Spades」を演奏する動画 - DNA

メタリカの「Enter Sandman」をブルーグラスにアレンジした気持ちいい動画 - DNA

iPodのお手軽ギターアプリでMegadeathの「Holy Wars」のギターソロを再現してしまう動画 - DNA

まるでおっさんのようにヘヴィメタルのコンサートビデオを見ているネコの動画 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧