特異な衣装を身にまとい黒死病と戦った17世紀ヨーロッパの「ペスト医師」
17世紀から18世紀のヨーロッパに蔓延した黒死病と戦った「ペスト医者」と呼ばれる専門医たちを描いた当時のイラストです。空気感染すると信じられていため非常に特異な衣装を身につけて診療にあたっていたようです。
17世紀から18世紀当時、黒死病(ペスト)は、悪い空気「瘴気(しょうき)」が原因と考えられていたため、ワックスを塗った革製ガウン、つばの広い帽子、手袋、患者に触ること無く治療するための木の枝(ワンド)、鳥のくちばしのようなペストマスクを装着し可能な限り肌の露出を避けていました。また、非常に象徴的なペストマスクのくちばし部分には、瘴気から守ってくれるといわれていたハーブやワラなどが詰まっています。
この衣装はフランス人の医者シャルル・ド・ロルムによって1619年に発明され、プランス・パリからヨーロッパ各地に広がったと言われています。
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8. 「ジョジョの奇妙な冒険」を彷彿させる絵のタッチ
当時のペスト医者の衣装です。秘密結社「KKK(クー・クラックス・クラン)」を彷彿させるような雰囲気に何となく恐怖感を覚えてしまいます。
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ソース:title:”Plague doctors” – Europeana
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