アートとデザイン

諸行無常を感じる、ゆっくりと自分自身を破壊していく機械シリーズ「Suicide Machine」


色々な目的を持って開発された機械たちが唯一できないのは、自分で自分を壊してしまうこと。今回紹介する機械シリーズ「Suicide Machine」はノコギリや砂を使って自分自身をゆっくりと破壊してゆくという、いわゆる自殺を目的とした機械です。哲学的な思考を持ったかのような姿に心を奪われます。

作者の Rijkers 氏によると「このマシンは見る人々に感情移入させることが目的」とのこと。確かに目に見える形でジワジワと破壊されていく姿は諸行無常を感じます。たっぷりと何かを感じてください。

Suicide Machine Sand

このマシンは、砂を使って自分自身を破壊するように設計されています。完全に動作しなくなるまで、ゆっくりと砂を自分自身のギアボックスに注ぎ続けます。

「Suicide Machine Sand」の動画です。
Suicide Machine Sand on Vimeo

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Suicide Machine Saw

自分自身を破壊するマシンの第1作目。自分のボディーを3本のノコギリでゆっくりと切り刻んでい来ます。

「Suicide Machine Saw」の動画です。
Suicide Machine V 2.0 on Vimeo

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これらの写真や動画はオランダのアーティスト Thijs Rijkers 氏の作品です。

ソース:Selected Works | Studio Thijs Rijkers

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