もし人身売買で海外に売られそうになった時の「最終手段」
人身売買というのは思ったよりも身近に存在しているもの。特に子どもは色々な目的で海外に「売られる」ことがたくさんあります。そうした海外への人身売買からどう自分自身を守るか。最後の手段としてある方法がNPO団体から提案されています。
その手段とは「食事の時に出てくるスプーンや、その他の金属製のものをこっそり下着の中に入れておく」こと。
海外の大きな空港では全身スキャンが行われており、あらぬ部分に食器が写りこんでいると係官が異常に気付きやすくなります。
こうした場合は別室で個別に事情を聞き出すため、その時に犯罪行為を申し出れば海外への移送を未然に食い止めることができるということです。
日本ではともかく、海外では子どもの人身売買はかなり深刻な問題。長期休暇を利用して外国に連れて行かれ、現地で無理やり結婚させられたり奴隷として売られるケースが多いとのこと。本人も知らない間に話が進み、直前になって渡航を知らされて……となるとなかなか打つ手もありません。
以前、ベトナム戦争中敵国にとらえられたパイロットが「まばたき」でモールス信号を送り、メッセージを伝えようとした動画をご紹介しました。この「スプーン法」も覚えておけば、何かの役に立つかもしれませんね。
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