アートとデザイン

ローテクでよりサイバーパンクに見える「ブレード・ランナー」のスーファミ風動画


終わりなき酸性雨に濡れる退廃の街、2019年のロサンゼルスは「今行きたいSF観光地」でもかなりの上位に入ると思われますが、あの雰囲気をローテクな感じで見事に醸し出しているスーファミ風動画です。なぜ、このゲームは存在していないのでしょうか。


「強力わかもと」の看板が栄えるタイトル画面から

選択肢が笑えるフォークト・カンプフ法のシーン。

「2つで十分ですよ!」は日本人だけの名セリフなのでしょう。

あの名セリフがさく裂するシーンが一言でシメられてしまうのは技術と尺の限界ですね。

動画はこちらから。
Blade Runner – 8 Bit Cinema! – YouTube

「ブレードランナー」は1997年にPCゲーム版が作られています。映画と同じ2019年のロサンゼルスを舞台としたサイドストーリー的なもので、当時初めてプリレンダではないCGのカットインムービーが使われた記念碑的な作品です。全編を紹介しているムービーです。
Blade Runner (PC) Part 1 of 7 – YouTube

「ブレードランナー」がネタであれば、どういう媒体で作ってもサイバーパンクな雰囲気が漂ってくるあたり、改めて原作の強さがよく分かる動画でした。

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