女性のおっぱいをテーマにしたゲームの制作コンテスト「Boob Jam」開催
ゲームに登場するおっぱいというのは基本的には「女性を表す記号」ということで、巨大でたゆんたゆんなモーションがつけられているものがほとんど。でも実際は「単にそういう体の形状というだけ」で時には邪魔なものですらあります。そんな「おっぱい」のゲームの中での扱いを一度真剣に考えてみよう、ということでネット上でコーディングコンテスト「Boob Jam」が開催されています。
「Boob Jam」は「男性の関心のために存在するゲーム中のおっぱい」について、いわば「再定義」をしてみよう、というイベントです。
ゲームに登場するおっぱいは、世界の平均と比べて巨大すぎたり小さすぎたり、あるいは露出が多すぎたり、揺れすぎたりと、ゲームはリアルなのにおっぱいはあまりリアルではないという状況が続いています。
要するに、ゲーム中のおっぱいというのはジェンダーを強調する以外の役割を持っていません。ほぼすべてのゲームにおいて、おっぱいは男性が眺めて楽しむためのものとして作られています。
「ドラゴンズクラウン」のキャラクター「ソーサレス」のおっぱいの表現を取り上げ「これを描いたのは14歳の子どもなのか?」と露出しすぎを批判したことで、2013年4月に海外のゲームニュースサイトが「炎上」したという出来事もありました。(謝罪とフォローアップ記事が掲載されており、現在は収束しています。「子どもか」と罵倒したことについて謝罪し「性的過ぎることを批判するつもりであった」とフォローアップしています)
▶ 『ドラゴンズクラウン』キャラクター紹介ムービー:ソーサレス – YouTube
実際には男性の視線にさらされたり肩がこったり、服のサイズが合わなかったりなど不都合な面もたくさんあります。また女性が女性のおっぱいを眺めて楽しむ、あるいはトランスセクシャルのキャラクターがおっぱいをもつなど、現実世界の性的指向は実に様々です。
そうした中で、ただ「おっぱいを出さない」と規制したり自粛したりするのではなくて、改めていろいろな方法を考え、発表してみようというのが「Boob Jam」のコンセプトです。
ジャンルはなんでもあり。これはアダムとイブの2つの視点をいったりきたりしながらステージをクリアしていくTPSですが、テキストアドベンチャーなども出品されています。
“Juan Rubio’s Return To Eden” a Molyjam & Boobjam 2013 entry. – YouTube
オンライン上で開催されており、参加を希望する人は2013年9月30日まで出品を受け付けているということです。
ソース:BBC News – Boob Jam: Games to depict ‘unsexy reality’ of breasts
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