Arduinoを仕込んだテディベアに「ブレードランナー」の名セリフを喋らせる動画
「2つでじゅうぶんですよ!2つで!」以外にもたくさんの名場面がある不朽の名作SF映画「ブレードランナー」。Arduinoで喋れるようになったテディベアにあの名セリフを再現させるという、シュールながらも近未来感がプンプン漂う動画です。
動画はこちらから。
BearDuino Does Blade Runner on Vimeo
元ネタは「ブレードランナー」のラスト近いシーン、ルトガー・ハウアーが演じる脱走レプリカントの最後の1体、「バティー」がその死の前に残すモノローグです。2:27あたりから始まる名場面。
Blade Runner – Final scene, “Tears in Rain” Monologue (HD) – YouTube
この「お前たち人間が見たこともないようなものを、俺は見てきた。オリオン座の近くで燃えた宇宙船やタンホイザーゲートのオーロラ。そういう思い出もやがては消える。その時がくれば、雨の中の涙のように……その時が来た」というセリフは、リドリー・スコットと脚本のデイヴィッド・ピープルズが書いたものをベースに、ルトガー・ハウアーが書き換え、さらにアドリブを加えたもの。
バティーが存在した証明として、そしてハリソン・フォード演じるデッカードに自らの死をもって「人間とは何か」を問う名シーンとして知られています。
ちなみにこの作品は以前ネット上の「感情」をひたすらつぶやきつづけるぬいぐるみの群れ「T.E.D.」を作ったSean Hathawayが「プロジェクトを拡散し、残すため」にぬいぐるみの一部を放出したものを利用したプロジェクト。生まれ方もなんとなくSFチックで面白いですね。
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