独裁者ヒトラーが演説の時の身振り手振りを特訓しているところの極秘写真
映画「英国王のスピーチ」では吃音に悩むイギリス王ジョージ6世と対照的に雄弁でスピーチの上手い人物として描かれたナチスドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラー。あのすさまじいまでの演説は、才能だけでなくこうした地道な練習にも支えられていたのです。
これらの写真が撮影されたのは1925年、「ミュンヘン一揆」の責任をとって服役したあと釈放され「我が闘争」が出版された後くらいの時期のこと。すでにその演説の上手さは相当なものがありましたが、その裏には綿密な演出があったのです。
1. 演説の映像や写真でおなじみのポーズ
2. ヒトラーは自分の演説を録音し、それに身振り手振りを合わせる練習をしていました。
3. 撮影者のヘンリッヒ・ホフマンはネガを焼却するよう言われていましたが、それに従わずこっそりと保存していたようです。
4. これらの写真はホフマンの記録「わが友ヒットラー」でも公開されました。
5. 「ヒトラーの熱弁」は非常に有名で、映画「独裁者」でも重要なパロディとして登場しますが、実はこのような冷静な組み立てがされていたのですね。
6.
7.
8.
こちらは1933年の演説中の動画。半狂乱になって熱弁をふるう……ように見せかけているのはすごいテクニックです。
Adolf Hitler – Speech (1933) – YouTube
関連記事
ドイツ人男性、「ヒトラーの演説を着ボイスにした」罪で6ヶ月の懲役 - DNA
ヒトラーの夜間警護専用、銃身下にフラッシュライトを搭載したルガー・P08 - DNA
画家の道を挫折し独裁者となったアドルフ・ヒトラーの絵画作品いろいろ - DNA
60年代テイストのナチスドイツと戦うアクションコメディテレビドラマ「Danger 5」 - DNA
ナチのコスプレ集団、ユダヤ系のカップルに「迫害される難民役やって」とお願いして騒ぎに - DNA
まさかの月面ナチ帝国の逆襲映画「アイアン・スカイ」劇場版正式予告編動画 - DNA