「車だけがボロくていいの?」未来の社会を考えさせるトヨタ・オーリスのCM動画
一人一人が携帯通信端末を持ち、そろそろ立体視ディスプレイも実用的になりつつあるという現代未来社会において、もし自動車だけが20世紀初頭のボロいものだったらどうなるか……というちょっと過激なトヨタのCM動画です。いったいどのようなメッセージがこめられているのでしょうか。
朝、アラームとともにベッドがせりあがって起こしてくれる未来社会
ただの体重計なのにインターフェイスが豪華です。
服のコーディネートもコンピューターがサポート。
掃除はもちろんルンバです。
でも、もし自動車が……
20世紀初頭ごろの原始的なものだったら……?
ものすごく違和感がありますよね。
未来の道路を走るオールド自動車達。
「自動車の技術が進化しなければ、本当に世界は進歩したとは言えないのでは?」とシメます。ハイブリッドになって環境に優しい、トヨタ・オーリスのコマーシャルです。
動画はこちらから。
The all-new Toyota Auris Hybrid – a better way – YouTube
環境に対して優しいこと、交通システム全体の効率が上がり事故や渋滞に対して強くなることはもちろん重要です。でもクラシックカーやバイクといった文化遺産はどうなってしまうのかな……とちょっとさみしくなってしまう動画でもありました。
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