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「ペット用シートベルトに効果なし」アメリカの消費者団体の試験で判明


自動車にペットを乗せて移動する際に使うペット用シートベルトについて消費者団体が調査を行ったところ、ほぼ100%のケースで安全が確保されないことが明らかになりました。


ペットの交通の安全について調査する消費者団体「Center for Pet Safety」が今回行ったクラッシュテストは、時速30マイル(48キロ)での衝突を想定したもの。

テストに用いられたハーネスの商品名は不明ですが、彼らが入手したいずれの製品もペットの安全を確保することができないという結論が出たそうです。

こちらが公開された動画。テストには人形が使われています。強度に問題があって千切れるものや、構造上の問題で犬が損傷を受けるものなど様々です。
Canine Auto Restraint Crash Test – YouTube

もっとも無対策の状態よりは何かしておいたほうがマシではあるとのこと。ペット自身の安全を守ることができませんが、衝突時に車内を跳ね回って人間にダメージを与えたるのを防いだり、また平常時でも、運転者にじゃれつかないようにして安全を確保することは可能です。

平成12年4月1日から6歳未満の幼児にチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、ペットについては規制がなく、また安全基準を定める法律もありません。事故の数としてはそう多くはないかもしれませんが、何らかの対策が必要です。現在「Center for Pet Safety」はスバルと共同で調査を行っているということです。

ソース:Tests On Dog Harnesses Show 100 Percent Failure Rate ≪ CBS Miami

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