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[字幕動画]CNNによる「銃規制に関する報道」を検証する対談番組


銃規制をどうするかというのは完全にアメリカの国内問題。すでに公共の安全よりも選挙や党のイメージを見越して政治家たちは動いているようです。そうした報道を検証する対談番組の1場面ですが、複雑なパワーゲームが行われているのがなんとなく実感されます。


前半が銃規制、後半は非公開の対談が暴露されたことについての報道を検証しています。

下の「Select Language」タブから「Japanese」を選択して再生すると字幕が表示されます。動画が表示されていない場合は、何度か「F5」キーを押してページの表示を更新してみてください。

 

保守派であり規制反対派の共和党とリベラルで賛成派の民主党、というのが大きな構造ですが、実のところは銃そのものの規制よりもバックグラウンドチェックを問題としている層が多そうであったり、無関心層にどのように問題を伝えるかに苦心しているかが解説されます。

アメリカのこうした番組を見ていて思うのは、出演するジャーナリストやテレビ関係者が、視聴者の知識をまったく考慮せずに喋るところ。日本の場合はもうすこし噛み砕いた内容の対談になりますが、お構いなしに内部事情をぶつけ合うところにお国柄が現れています。

複雑なものを平易に伝えるのがジャーナリズムの使命ではありますが、問題の単純化は大衆におもねるポピュリズムの表れでもあります。複雑なものは複雑だ、と伝えるのもジャーナリストの使命であるように思いました。

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