最新3Dヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を使った断頭台シミュレーター「Disunion」の動画
断頭台の刃が落ちて胴体から首が離れたとき、いったい何が見えるのでしょうか。実際に首を切られなくてもこの「Disunion」ならギロチンを受けたときの視界を再現できます。
Oculus Riftに表示される画面。両目にそれぞれちょっとズレた画像を表示させて3Dに見せかけるという仕組み。これで18世紀の公開処刑を再現するわけですね。
動画はこちらから。ちょっと怖いシミュレータですがなんだかとても楽しそうです。
Disunion – The guillotine simulator on Vimeo
Oculus Riftはおそらく世界で始めて初めてビデオゲームに特化したヘッドマウントディスプレイ。視野が非常に広く高解像度、そして表示の遅れが非常に少ないのが特徴。さらにヘッドトラッキング技術で頭の動きを読み取るので、周りを見渡す動きをすると画像もその通りに動きます。
スペックはこのとおり:
6自由度・超低レイテンシのヘッドトラッキング
視野:左右110度、上下90度
解像度:片目あたり640×800、合計1280×800
性能が高いにも関わらず、日本でのデベロッパ向けキット価格が3万7千800円と、この手のデバイスとしては非常に安価であるのも特徴です。
「Team Fortress 2」や「Hawken」と言った有名FPSがすでにOculus Riftに対応を表明しており、おそらく他のタイトルも追いついてくるでしょう。解像度競争ではなく、3Dならではの面白さが次の課題になるのではないでしょうか。
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