想像上の敵に想像上の手榴弾を投げた小学生の男の子が停学
誰にでも新聞紙を丸めた筒が「伝説の剣」で世界を救った経験があると思いますが、乱射事件が頻発するアメリカの小学校では、そういう類の武器の所持も禁止されているそうです。
7歳のアレックス君はどこにでもいるような元気いっぱいの小学2年生。誰がどう見ても普通の男の子で、特にサイコパスだとか猟奇殺人鬼のような様子は見受けられません。
ところが、ある日、アレックス君が学校でヒーローごっこをしていたときのこと。想像上の敵にとどめをさすべく想像上の手りゅう弾をなげつけたところ、子ども達を監視していた先生の目にとまってしまいました。
アレックス君の学校ではケンカやドラッグの所持などが「禁止事項」とされており、これに抵触すると停学になってしまうのですが、その中に「(例えオモチャであっても)武器の所持の禁止」という一文があります。
アレックス君は実際にはなにも投げていないのですが、例え想像上でも手りゅう弾を所持していたということで停学となってしまいました。
アメリカでは他にも指で鉄砲の形を作った子や、銃型のシャボン玉メーカーを使った子などが停学になったケースがあります。ルールを周知徹底して厳密に適用するという点は日本の教育現場も見習いたいところですが、今回のケースではいったい誰の何を守ろうとしたのかまったくもって意味が分からず、不可解な所ばかりが残ります。
憤慨するアレックス君の様子はこちらから。
second grader get “dispended” (suspended) for pretend grenade throw – YouTube
ともあれ剣や銃ではなく、鍛え上げた己の五体こそが最強の武器であるというニンジャ的発想がそろそろ求められているのかもしれません。
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