科学と技術

8台のFDDドライブで演奏する「ゴーストバスターズ」のテーマがすごい


80年代~90年代のSFギーク映画のかっこよさについて、おそらくTwitterで尋ねればものすごい量の回答がかえってくることは間違いないくらいなのですが、その中でもエバーグリーンな名作「ゴーストバスターズ」のあのテーマ曲を、偉大なる文明の遺産・フロッピーディスクドライブに演奏させてしまうという動画です。オールドな記憶装置から奏でられる音は、実に重厚です。


動画はこちらから。
Ghostbuster’s Theme on eight floppy drives – YouTube

原曲はレイ・パーカー・ジュニアが1984年に演奏、全米1位と大ヒットしたものの実はその半年前にリリースされたヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌「パワー・オブ・ラヴ」)の「I Want A New Drug」の盗作であるのは有名なお話。

動画はこちら。イントロが特にソックリです。
Huey Lewis And The News – I Want A New Drug – YouTube

また、79年にリリースされたmことロビン・スコットの「Pop Muzik」にもソックリだとして、こちらからも訴えられています。70年代から80年代のテクノ・ポップ黎明期への移り変わりがはっきり聞こえる1曲。
m pop muzik – YouTube

盗作で作ったものが大売れして、盗作元は鳴かず飛ばずという話はよく聞きますが、元の曲まで含めて全部それなりに大当たりしたという面白いケース。そして現在までも生き残り、こんなキワモノな楽器での演奏しちゃっても面白いというのは音楽の不思議なところです。

「ゴーストバスターズ」は現在なんと第3作が企画進行中、現在脚本を練っているところだそう。最近はゾンビブームでもあり、かなり期待できる話なのではないでしょうか。

関連記事

映画「ゴーストバスターズ」に登場した消防署、また予算不足で閉鎖の見込み - DNA

「私たちアップル!」1980年代のApple社テーマソング「We Are Apple (Leading The Way)」 - DNA

特殊効果盛りだくさんな映画のワンシーンとその撮影風景を比較した写真20枚 - DNA

90年代以前に大ヒットした懐かしの映画の舞台裏写真30枚 - DNA

思い出にサヨナラするための最終兵器「手作り自動フロッピーディスク装填機」 - DNA

フロッピーディスクドライブ4台で奏でる「トッカータとフーガ・ニ短調」 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧