どの国が一番武器を売ったり買ったりしているのか、武器の輸出入を視覚化したGoogleによるインタラクティブなインフォグラフィクスが公開

数字では実感しにくいような量も、実際に目の当たりにしたりグラフにしたりして視覚化するとその大きさ・小ささというのが分かってきます。今回Googleがテーマとしたのは、各国のピストルやライフル、その弾といったいわゆる「小火器」の輸出入量。やりとりが光の帯の太さと色で表されるものですが、その量はまさに破壊的なものとなっています。
以下の画像をマウスでクリック&ドラッグすると地球が回転、地図をクリックで表示国が変わっていきます。
Arms Trade

折れ線グラフで輸出入量の変化を見ることもできます。
アメリカやロシアといった超大国がハブとなってすさまじい量の武器弾薬のやりとりを行っているのがはっきり分かりますね。
ちなみにこちらは日本の輸出入。軍用や競技、狩猟用にごくわずかですが輸入が行われています。輸出の内容は、海外メーカー向けにOEMされた猟銃などが多くを占めています。
ものすごく小さな国でもそれなりの量をやりとりしていたり、仲が悪いはずの国どうしで兵器の輸出入があったりと意外な発見がたくさんあるのが面白いマップです。
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