ワニに手首を食われた男性「エサやり禁止」の罰金を請求される
野生の動物にエサをやってしまうと、生態系が崩れたり変に人に慣れてしまうのでよくありません。なので大抵の自然公園では野生動物にエサを与えるのが違法になっているのですが、ワニに襲われて手首を食われた男性にまで罰金を請求するというのはいかがなものなのでしょうか。
事件があったのは、アメリカ・フロリダ州。カリブ海に突き出した半島ということで気候はまさに南国。湿地帯も多くそこにはワニがうようよと泳いでいます。
63歳のウォレス・ウェザーボルトさんはそこで観光用のボートを操船する仕事をしていました。ある日、お客を案内していたところ全長3mはあろうかというワニに手首を食いちぎられてしまったのです。
ワニは恐ろしいですが人間に自ら近寄っていくようなことはありません。州の自然保護官が、ウォレスさんがワニを刺激したりエサをやったりしなかったか調べたところ、船のヘリに魚を吊るしていたり、当時は手を船の外に出していたことが判明しました。
このためウォレスさんは逮捕され、ワニにエサをやっていたことで罰金刑に処されました。当のワニはその後自然保護官に捕獲、殺害され胃袋からは手首が見つかったが、医者は接合ができないと判断したそうです。
観光客からすればワニが見られたほうがいいので、エサでおびき寄せたい気持ちは分からなくもありませんが、手首を失った上に罰金とはまさに泣きっ面にハチといったところです。
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