アートとデザイン

ほぼ無限ドミノにしか見えない兵隊さんたちのライフルドリル(教練)動画


軍隊生活の中でライフルを使ったあいさつや、上官に武器の点検を受ける際の様々な動き(Drill=ドリル)を「見せる」演技にしたのがいわゆるファンシードリルと呼ばれるもの。大体は専門の部隊が組まれ、それぞれ工夫をこらした演技を行うのですが、ベラルーシの兵隊さんによるものはなかなかすさまじいものがあります。


超高速ドリル。密度が高くかなり斬新です。
Домино – YouTube

大体はこうしたゆっくりとした動きの中に、時々超高速の動きを混ぜてくるものが多いようです。こちらはアメリカ海軍がノルウェーで披露したもの。2列の兵士がライフルを投げ渡す中を悠然と歩いてくる指揮官の演技がすごい。
Navy Norway – YouTube

高官や来賓に対して敬意を表する栄誉礼を行う兵士は儀仗兵と呼ばれ特に厳しく訓練されます。こちらは自衛隊のもの。

白い手袋の動きや足の上げる高さが全員ほぼ同じなところ、決して腰から上が揺れない辺りに訓練の厳しさが伺えます。
平成22年度 自衛隊音楽まつり 第302保安警務中隊による儀仗 – YouTube

たぶん世界で一番かわいい儀仗兵の動画。「見回り」を演技にするとこうなるのですね。
Guard plays with a kid [HQ] – YouTube

ライフルドリルは軍のシンボルとして象徴的に扱われることが多いように思います。こちらは「フルメタルジャケット」からの1シーン。殺人者を作り出すための訓練が、一人の新兵を狂わせてしまった象徴として、ライフルドリルと「ライフル銃兵の誓い」が現れます。
Full Metal Jacket (1987) – Private. Pyle’s greatest hour. – YouTube

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