アートとデザイン

風を食べて生きる不思議な巨大アート「Rhinocero」のレゴキット化の投票受付中


究極のアート作品である「生命」を実際に作り出そうとしているキネティック・アーティスト、テオ・ヤンセンは風を動力にして非常に複雑な動きで歩く「Strandbeest」という作品群で知られています。その彼の作品のうちの1つ「Rhinoceros」のレゴ化に向けて投票が始まっています


こちらが本物の「Rhinoceros」。鋼鉄の骨とポリエステルの肌をもち、そのサイズは重さ2トン、高さ4.7mという巨大さ。風を受けて軽く押すだけで歩きはじめます。
Theo Jansen’s mutant machines – YouTube

骨組みだけバージョン。
Animaris Rhinoceros Transport – YouTube

一度は学研から出版されている「大人の科学マガジン Vol.30 (テオ・ヤンセンのミニビースト) 」の付録キットとしてゼンマイで歩くプラモデルが市販されていますが、今度はレゴ化投票サイト「CUUSOO」に登場です。

今回、このRhinocerosを投稿したのはオランダ出身の32歳のインダストリアルデザイナー「kvanb」。テオのサポートも受けた半分「公認」の作品となっています。

Rhinocerosを散歩させるテオ

これをレゴにするとこうなります。

隠しハンドルつき

テオ本人もキットに含まれます。

テオ本人による「Rhinoceros」の歩行。
Lego Rhinoceros Strandbeest – At Theo’s workshop – Theo Jansen – YouTube

サイドビュー。
Lego Rhinoceros Strandbeest – side view walking – Theo Jansen – YouTube

投票は以下のサイトから。ちょっとサイズが大きいのですが、畳の上をごろごろと動かして遊んでみたいです。

ソース:LEGOR CUUSOO | the Rhinoceros by Theo Jansen

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