飛ぶ幾何学、自らを反転しながら空中を浮遊する「SmartInversion」の動画
数学的に理屈が合っているのは分かっていても、気持ちとしてはこういうものが空を飛んでいることに不安を覚えざるを得ない形の浮遊機械がこの「SmartInversion」。全体が裏返るように変形して推進します。
「SmartInversion」は、スイスの数学者パウル・シャッツが発見した「裏返された立方体(シャッツ立体)」を利用した飛行機械。
ヘリウムを満たした三つのひし形の袋を頂点でつなぎ、自らを裏返し続けることで推進します。
操作はスマートフォンで。
動画はこちらから。
Festo SmartInversion – YouTube
動きは面白いものの制作したFesto Bionic Learning Networkでは「何に使えば分からない」状態らしく、現在ドイツ国内で面白い使い方を募集しているところ。「荷物を吊るす」というしょーもない考えとは比べ物にならないくらいユニークがアイディアが飛び出しそうです。
ソース:New Scientist TV: Flying object propels itself by flipping inside out
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