ネット・PC

「ネットから離れられない人」に関する興味深いインフォグラフィクス


いろいろなWebサイトを巡りめぐって、気が付くと寝る時間……くらいならかわいいもので、中には仕事や学業を辞めてネットに張り付いている「ネット中毒」な人もいる時代となりました。少し前から話題になってはいますが、はたしてその実態はいかなるものなのでそうか。


これはアメリカのアンケートサイト「SodaHead」で集計されたデータをインフォグラフィクスにしたもの。「ネット先進国」といわれるアメリカですが、なかなか驚きのデータが出てきました。

ネット上で集計されたアンケートだからかもしれませんが、実に6割の人が「ネットに依存しているように思う」と回答しました。

世代別にみるとこんな感じに。若い世代では7割を超えています。65歳以上でちょっと多いのは、余暇時間ができるからなのでしょうか。

性別で分けるとこう。女性のほうがネット依存気味の人が多いという結果が出ています。「ネットは男性が多い」という印象が多いだけに興味深いデータです。

ネットに依存するんだから他の物にも依存してるんじゃないか……というアンケートですが、これはそうでもなさそう。喫煙者、飲酒者のうちのネット依存症の人は、そうでない人のうちの割合よりも低いそうです。

しかし年々依存症気味という人が増加しているのが不気味ですね。特に2001年から2002年にかけての増え方がすごい。

ディスプレイに向かっている時間も結構すごい。週当たりの平均使用時間は35時間、実に一日5時間となります。10代で少ないのはネットサーフィンしているのではなく携帯電話でメールをしているからではないかと考えられます。

映画や書籍、演劇、スポーツ観戦、音楽鑑賞などのエンタテイメントは、今やユーザーの持っているお金ではなく時間を奪い合っている状態。ネットに5時間も取られているとなると、これらの産業が落ち込んでいるのも分かるというものです。

元のサイズの画像はリンク先からどうぞ。
Public Opinion Suggests Internet Addiction Is a Problem

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