「9800円で買った金庫に200万円が入っていた」というニュースで大騒動

2012.02.18 12:55 by chaka

オークションで売られている中古品はいわゆる「ノークレーム・ノーリターン」、つまり現状渡し・返品不可でハズレもあれば大当たりもあるわけですが、もしこんなことがあれば相当な騒ぎになることは間違いありません。

オークションサイト「eBay」で古物を商うジェームス・ラブレックさん。倒産した企業の持ち物や、政府の下取り品を引き取ってきてはネットで売っていました。

今回売られた金庫もそういった品物のうちの一つ。重さ60ポンド（27kg）ほどもあるちょっと変わった形の金庫ですが、錠の組み合わせが分からずふたが空きません。どんなによいものでも物が入れられない金庫に価値があるわけでもなく「現状渡し」としてわずかに$123（約9700円）で売られていきました。

ところが、購入者は「金庫を焼き切って開け、中に購入額の200倍以上となる2万6千ドル（約200万円）を見つけた」という事実を評価欄で伝えてきました。噂は瞬く間に様々なニュースサイトやブログに伝わりました。ジェームスさんはテレビのインタビューに出て、分け前を主張したりしていたのですが……

後日：

「落札者のイタズラで、実際は金庫は空でした」

まさかの釣られた宣言。

果たして真偽のほどはいかに。でも1万円もらってしかもプラスの評価をもらったのだから、それでよしとすべきなのかもしれません。

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