アートとデザイン

伝説のスーパーカー「デ・トマソ マングスタ(De Tomaso Mangusta)」の新コンセプトデザイン「Mangusta Legacy Concept」


イタリアの名門自動車メーカー「デ・トマソ」(De Tomaso)が40年以上前に手がけたスーパーカー「デ・トマソ・マングスタ」は1967年~1971年の約4年間に401台のみ作られ、現存しているのは200台というまさに幻の車。これを現代に蘇らせたコンセプトデザイン「Mangusta Legacy Concept」の紹介です。


オリジナルの「マングスタ」のデザインは1970年代にスーパーカーのデザインで世の中を一世風靡したジョルジェット・ジウジアーロ氏。

スーパーカー「ACコブラ」を倒すためイタリア語でマングースを意味する「マングスタ」の名を冠しているとも言われています。

車高の低さがよくわかります。オリジナルのかなり低い車高(1.1m)を受け継いでいるようです。





ドアの仕様は、もちろんガルウィングドア。

オリジナルとの比較

3Dモデリングのスクリーンショット


オリジナルのマングスタの3Dデザイン



これらのコンセプトデザインは、デザイナー・イラストレーターのMaxime de Keiser氏の作品です。

デザイナーの説明によると「オリジナルのマングスタのように、野性の獰猛さや力強さの印象とネコ科の動物が見を潜めてい時の静寂を併せ持ち、何も恐れる必要のない動物の優雅さを秘めている」とのこと。

デ・トマソは、2004年に創業者アレハンドロ・デ・トマソがなくなったことにより解散してしまいましたが、2011年のジュネーブモーターショーでブランドが復活し、1985年に生産中止となっていた「デ・トマソ・ドーヴィル」が復活しています。今後、「デ・トマソ・パンテーラ」も復活するという話もあり、今後他とても楽しみな自動車ブランドです。

新デ・トマソ・ドーヴィル

デ・トマソの公式サイト
De Tomaso

ソース:Mangusta Legacy Concept – Car Body Design

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