盲目の象のためのソナタ、ベートーヴェン「悲愴」第2楽章
ケガをして視力を失った老象・プララを慰めるため、タイ・カンチャナブリの高原にピアノを運び込みベートーヴェンのソナタ「悲愴」を聞かせる動画です。空と草原と美しいメロディーの組み合わせが実にロマンティックです。
Beethoven for Elephants – Thailand – YouTube
「悲愴」はベートーヴェンの初期作品の代表作。特にこの第2楽章のゆったりと波打つメロディーは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。演奏はタイでピアノ教師や演奏活動を行っているPaul Barton氏。
こちらはサン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」より「象」。
‘The Elephant’ by Saint-Saens with Thai Elephants – YouTube
ピアノと象といえば、その昔は鍵盤に象牙が使われていたこともありましたが、この動画のピアノに使われているのはプラスチックのものということです。
SMJ(SME)(M) (2008-11-19)
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