サーフィンを「バレットタイム」で撮影した時空のねじれを感じる動画
役者の動きはスローモーションなのに、カメラは素早くぐるりと回りこむ不思議な映像「バレットタイム」は、アクション映画で大人気となっていますが、それはスポーツでも同じこと。夕闇の海を背景にした躍動的なジャンプを、バレットタイムで捉えた不思議な動画です。
動画を制作したのは、オーストラリアのサーフィンブランド「Rip Curl」。同社の「Mirage」ラインのプロモーション動画で「蜃気楼」の名の通り超現実的な映像になりました。
Mirage – The Full Experience – YouTube
「バレットタイム」を大流行させたのはやはり「マトリックス」でしょう。役者の周りをぐるりと一眼レフカメラで取り囲み、35mmフィルムを1コマずつつなぐと、カメラが移動しているかのような映像になります。
この動画では、アウトドアに強いGoProカメラを30台連結した撮影リグを使用することでバレットタイムを実現。
撮影は努力と根性の立ち泳ぎで行なわれました。機器が進化しても、人間の技術はやはり必要です。
メイキング映像はこちらから。
Mirage – Behind The Slice – YouTube
プールで撮影された版。より多くのカメラが使用され、さらに大きくグルグル回っております。
Mirage Boardshort 2 – Feature Video – YouTube
カメラアレイが見られるメイキング映像はこちらから。
Mirage Boardshort 2 – Behind Mirage – YouTube
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