ブラックベリーのネットワーク障害でアブダビの交通事故が40%も激減していた
セキュリティに優れることから特にビジネスで使用する顧客が多いスマートフォン「ブラックベリー」。2011年10月10日に発生し13日まで続いたの通信障害は、全世界に広がり多くのユーザーを混乱に陥れました。もちろん損害のほうが多かったのですが、ちょっと考えさせられる「利益」もあったようです。
ハードウェアエラーによって発生した通信障害によって、アラブ首長国連邦では3日間の間Eメールやショートメッセージ、サイト閲覧などのネットワーク機能がダウンしました。しかし、その週の交通事故数がドバイで20%、アブダビでは40%も減少していたのです。
特に若年層が関連する交通事故の減少が大きかったそうで、同じく若年層による利用が最も多いブラックベリーの通信障害が「貢献」した結果であることは間違いありません。
アラブ首長国連邦は交通事故が死因第3位という交通大国。砂漠の中にあるため特に高速道路では長い直線が多く制限時速120kmとなるなど、もともと事故が起こりやすい国でもあります。
日本でも年間1万人近くが交通事故で死亡していますが同じ障害が日本で発生したらどれくらい数が減ることになるでしょうか?アブダビの事故は貴重な「実験結果」として役立てたいものです。
ソース:BlackBerry cuts made roads safer, police say – The National
日経BP社
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