「クラシックカー天国」なキューバの公共交通機関や自家用車の写真
キューバでは1959年の革命以前に作られた車のみが売買可能であったため、ものすごく古い車を修理しながら大事に乗り継ぐ、というある種のマニアにはたまらない国でした。2011年10月1日より車の売買が解禁になったため、近い将来こんな風景も見られなくなってしまうのかもしれません。
バスの動力は赤いトラクター
トレーラー型のバス
銀色とピンク色のコントラストが素敵なバス
客車部分は作れてもエンジンなどを作る産業がないので、トラック部分だけ買ってくる、というケースが多いのではないかと思われます。
なにせ残ってるバスがこんなんですからね……。
人買いではなく乗り合いバス
乗り方が斬新です
列車もどこかからの払い下げでしょうか。
また、キューバ名物クラシックカーが街に馴染んでいる風景はこんな感じです。
首都ハバナ郊外のビーチに駐車してある1956年製シボレー
レストア中なのか、オープントップに改造したのかは不明ですが1917年製フォード・モデルT
常にメンテナンスを必要としています。
結婚式で使用されているフルサイズのビュイック・センチュリー
ハバナを走るフォード
「でも古いアメ車なんか燃費悪くて最悪じゃないの?経済封鎖されてたから修理部品も入ってこないだろうし……」と思ったアナタ、鋭い。ボディはアメ車でも、実はエンジンやトランスミッションなど複雑な部品をソ連車のものと入れ替えたものが多いそうですよ。
売買の自由化でそんな余計な苦労も過去のものになりそうですが……世界で流行している安価な日本車・韓国車・インド車にこの貫禄が出せるかというと難しいのではないでしょうか。
ソース:Public Transport in Cuba | FDD
Cuba's cars – in pictures | World news | guardian.co.uk
旅行人
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