科学と技術

究極の体感ゲーム、実際に運転・走行できる「アウトラン」が登場


レースゲームが運転できるのは当たり前、ですがおそらく世界で最も精密かつリアリスティックなドライブ体験が出来るゲームはこの「ほんとに走るアウトラン」だけでしょう。ゲームの画面に合わせて実際に筐体が走るという逆転の発想です。


目の前にゲーム画面があるのにどうすれば走れるのか。秘密はこちらの2台のUSBカメラ。

前方の道路を撮影、認識しレースゲーム「アウトラン」風の画面にレンダリングしなおしているのです。

そのまま正面の風景をスクリーンにうつせばいいんじゃないの?と言う人もいるかもしれませんが、それだとただ筐体に車輪をつけただけの危険な乗り物になってしまい意味がありません。

普段私たちが遊んでいるゲームは「ゲームの内容を現実に近づける」努力がされていますが、逆にこの「ほんとに走るゲーム」は「現実をゲームに翻訳している」のです。こうすることで、「アウトラン」の持つ爽快感はそのままに横Gや揺れなど物理要素だけをゲームに取り込むことができるのです。

将来は自転車を物理要素発生装置にしたLiteバージョンもリリースするかも、とのこと。

動画はこちらから。
‪OutRun: Augmented Reality Driving Video Game‬‏ – YouTube

ソース:OutRun – Garnet Hertz

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