21世紀のフランスに列車強盗あらわる
あの手この手で列車を足止めし金品を奪う列車強盗。特に19世紀末のアメリカで、鉄道会社や鉱山労働者の給料を狙ってよく発生したそうです。21世紀の現代、世界的に見てニンジャ並にレアな犯罪となりましたが南フランスで久しぶりに発生したようです。
事件があったのは南フランスのマルセイユ郊外。線路上にショッピングカートと鉄骨でバリケードを築いた20人ほどの列車強盗は、突っ込んでくる列車を待ち構えます。
元・世界最速の特急列車TGVを生んだフランスではありえないようなことですが、ある列車が障害物につっこんで停止。そこに強盗が乗り込んでいき「金品を出さなければ殺す」と客車を脅して回った模様。そしてあらかた目ぼしいものを盗んだ強盗達は夜の闇に消えていきました。被害総額も今のところ不明ということです。
鉄道労働者組合は「運営当局はセキュリティに十分な投資を行っていないのではないか」と声明を発表。鉄道労働者の安全に対し懸念を表しています。
以前も列車に乗り込んできた強盗の一味を大型ナイフ一本でばっさばっさとなぎ倒したグルカ兵のニュースをお伝えしましたが、社会的なインフラが整っていない発展途上国であればこうした列車強盗というのは決して珍しいことではありません。
しかしまさか21世紀の先進国で列車強盗とは……ハイジャックになって死者が出なかったのがなによりです。
ソース:French train robbers revive Wild West tactics | Reuters
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