運送会社UPSのトラックドライバー、勤続47年・480万km無事故という偉大なる記録を達成
交通事故のニュースを見ない日はないといっていいほど、ドライバーというのは危険な職業です。しかし運送会社UPSのトラックドライバーが実に偉大な記録を打ち立てました。いったいどのような秘訣があるのでしょうか。
世界規模の運送会社UPSで働くロナルド・ソウダーさんは67歳の現役ドライバ-。海軍を辞めたあと、UPSに入社し最初の16年間は集配トラック、そしてその後は「Feeder」と呼ばれる拠点間トラックの運転手として活躍しました。
その運転距離はのべ480万km。地球120周分、月まで6回往復できるという途方もないものですが、さらに驚くことにこの距離を無事故で走りきったのです。
「仕事が好きなんだ。それが続ける秘訣だね」と語るロナルドさん。
ロナルドさん曰く「油断しないこと、路上ではカッカしないこと、技術を磨き続けること」という3つを常に心がけているとのこと。いわゆる「防衛的運転」を行ない、他人がミスしても受け止められる余裕をもち、想定外の事態を想定すること、車間を空けて渋滞を避けることが運転のコツなのだそうです。
UPS社には世界で10万2千人のトラックドライバーがいますがその中でもロナルドさんは最年長。100年以上の社史の中で、ロナルドさんにかなうのは1人しかいません。ドライバーはアメリカで最も危険な職業第9位であることを考えると実にすごい記録ですね。
「45年間無事故というのはすさまじい快挙だ」とはCEOのマイク・エスキュー氏。「UPSのドライバーはもっとも安全でよく訓練された人達だが、ロンはその限界をぐっと上げた。彼を誇りに思うよ」とコメントしています。
ソース:UPS’s safest driver reaches a new milestone | UPS Compass
トップ画像:UPS Feeder | Flickr – Photo Sharing!
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