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夜のイギリスの平和を守る謎の個人営業ヒーロー「ステーツマン」


喧嘩を仲裁し、麻薬の売人を追いかけ、家のない人々に暖かい声をかける……「ステーツマン(物言う男)」は大都会バーミンガムの夜を守る個人営業の自警団ことスーパーヒーローです。いったい彼の正体は何者なのでしょうか?


ごく普通の少年がふとしたきっかけから、自家製スーパーヒーローとなったつもりで町の平和を守るというストーリーの映画「キック・アス」の流行以来、世界各国の街で自警団的な活動を行っているスーパーヒーロー達の存在がクローズアップされるようになりました。

通称「ステーツマン」もそんなご当地ヒーローの一人。元国防義勇予備軍の一人として、11歳の時から鍛えたボクシングの腕でバーミンガムの夜の平和を守っているそう。「彼女には『友達とポーカーしてくる』と言って内緒にしてるんだ」とのことですが、ヒゲでばれてしまいそうな気がします。

「ステーツマン」のユニフォーム。黒いブーツにユニオンジャックのシャツ、黒いマスクといういでたち。パトロール中はこの上にコートを羽織って、正体がバレないようにします。

ホームレスの若者と語らうステーツマン。「街すべてを救うことはできないよ。でもその一部を毎夜、少しずつよくしていくことはできる。たとえ1人や2人のためであっても、それは勝利なんだ」

正義の味方の持ち物はシンプル。犯罪者は姿を見られることを嫌うため、懐中電灯で照らして怒鳴りつけてやるだけで十分彼らを止められるそうです。

その正体は「日々お客を金持ちにするためがんばっている」銀行員。

「賞賛されたいというエゴもありつつ、困っている人のために何かしたいという思いもある」と包み隠さずコメントするステーツマン。時には地域の公認警備員と一緒に行動することもあるそうですが、地元警察は一切のコメントを拒否しているそうです。

ソース:Birmingham superhero: Britain’s own Kick Ass banker The Statesman fights crime | Mail Online

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