立ち退き・地上げにたった一軒で抵抗している家の画像いろいろ
「ここに道路通すから」「ビル建てるからどいて」など、理不尽な理由で長い間住み慣れた家から立ち退きを迫られることがありますが、そんな不条理にたった一軒で立ち向かっているいろいろな家の画像です。
アメリカ・ワシントン州シアトル
1966年からここで暮らし、2008年に亡くなったエディス・メイスフィールドさんの家。100万ドル(約8300万円)という高額のオファーがあったそうですが、立ち退かなかったそうです。
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中華人民共和国・重慶
周りの241軒のなかで最後まで立ち退きに抵抗していたそうですが、2007年4月に取り壊されてしまいました。
取り壊しの様子。
日本・成田空港
政府による強引な土地取得が引き金となり、激しい反対運動が行われた成田空港建設。強引に開港されたため交渉が間に合わず、当初は計画の滑走路3本から1本という規模に縮小して運営が行われました。
地主や反対運動団体の中には滑走路建造予定地の「一坪地主」となって、今も抵抗を続けている人もいます。なので滑走路や誘導路はそれを避けるように作られています。赤の線が計画時の誘導路ですが、家を避けるようにして曲がっているのが分かります。
Googleマップでもこの通り。
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アメリカ・ワシントンD.C.
土地の所有者はワシントンD.C.で建築事務所を営むオースティン・スプリッグス氏。ここは事務所として使っていたそうです。
相場の10倍の値段での買取りをオファーされたそうですがスプリッグス氏はこれを拒否。さらにその10倍の価格を提示してきたため交渉は決裂し、家を取り囲むように建設がスタートしました。
売却に失敗したスプリッグス氏はピザ屋のフランチャイズをオープンしたそうです。
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中華人民共和国・長沙
とある交差点。ものすごく自然な感じで一軒家が溶け込んでいます。
近づいてみるとやっぱり違和感満点。
中華人民共和国・広東省深セン市
金融オフィス街を建設しようとする動きに最後まで反対し130万~270万ドルという高額の立ち退き料を得ますが、その後「俺にもカネを寄越せ」という脅迫の電話が鳴り止まなくなったそうです。
こうした「座り込み」は中国ではかなりよくあるケースのようでGoogle画像検索で「钉子户(nail house=釘のような家の意)」を検索するとかなりたくさんこうした家が見つかります。
ソース:6 extraordinarily stubborn ‘nail houses’ – Virtualfunzone
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