わずか4つのキーだけでアルファベット・記号・カーソルなどの特殊キーをタイプできるモバイルキーボード「Kee4」
気軽に持ち運べるサイズのモバイル通信端末が増えてくると同時に、機械と人間をつなぐ入力インターフェイスもどんどん新しいものが出てきます。これは4つのキーだけで日常的に使うアルファベットと記号をすべてカバーする「Kee4」。2つのキーの押し-離しの組み合わせを利用するものです。ブラウザで気軽に試せるデモスクリプトもあり。詳しくは続きから。
これが「Kee4」文字通り4つのキーのみで構成されたキーボード。
このように指にはめて、机の上に置いて使います。立っている時は足に押し付けて使ってもいいとのこと。
こんな感じでキーを組み合わせます。「1=2」は「1を押す-そのまま2を押す-2だけ離す」、「1-2」は「1を押す-2を押す-1を離す」の意。押す順だけでなく離す順番も組み合わせることでキーの量を減らしています。
実際に入力しているところ。英文ならかなり効率よく入力できているようです。予測変換辞書を導入できればもっと速くなりそう。
YouTube – Kee4 Keyboard demo
キーが4つとかなり小型にできるため折り畳みなど故障が多い仕組みが必要なく丈夫に作れそうなのもポイント。タッチパネルからの入力はちょっと……やっぱりハードウェアキーでしょ、という人にもいいかもしれません。
携帯端末で使うとこんな感じ。
Kee4 on a Dock – YouTube
日本語の場合、ローマ字入力を前提にするとちょっと打鍵量が多くなりすぎそうですが、ツータッチ入力、いわゆるポケベル打ちをちょっといじってやれば使いやすそうなデバイスになるかもしれません。
以下のサイトではブラウザ上で試せるデモスクリプトも用意されています。
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