アートとデザイン

視覚障害者でも使いやすい、購入内容が点字で浮かび上がる電子クレジットカード


健常者が当たり前のように使っている社会的なインフラが、ある障害を持っている人はまったく利用できないということはよくあります。しかし、技術が問題を解決することがあるのも事実。これは支払いの明細書を読むことができない視覚障害者でも安全に使うことができるクレジットカードのコンセプトデザインです。


クレジットカードを通常通り読み込んだあと、サインする代わりに指紋で認証。

印刷された請求書の代わりに点字で内容を表示。

点字で表示されるのは店名と買い物の総額。内訳は内蔵スピーカーで読み上げさせることも可能。

指紋認証部分は店側で持ったほうが故障が少なくなりそうな気がします。

カメラ付きの携帯電話によって手話による通話が可能になったように、技術の進歩が今まで問題であったことを問題でなくしてしまうケースはたくさんあります。これはコンセプトデザインですが、人間には解決できない問題はない、という希望を持たせてくれますね。

ソース:Credit Card for the Blind by Kwon Ki Nam » Yanko Design

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