「フリック入力」に続く、タッチパネルに最適化した革命的入力メソッド「8pen」を紹介する動画
携帯電話やPDAでインターフェイスにタッチパネルを採用したものがどんどん増えて来ましたが、文字入力のメソッドはポケベル式やフリック入力など、通常のテンキーを利用したものが多いように思います。日本語端末では文字変換エンジンの問題もあって、いかに文字入力の効率を上げるかがその端末の使い勝手を決めてしまいがち。先日誕生した「8pen」はAndroid端末で動作する、タッチパネルに最適化した入力メソッドですがその実力はどれほどのものなのでしょうか。
これが「8pen」の入力インターフェイス。まずは動画から。1:20くらいから解説が始まります。
それでは「g」を入力してみましょう。まず真ん中に指を置きます。
「g」のある上のエリアに指をすすめます。
そのまま「g」のある右に指をずらして境界線を越えます。まず1回目。「e」が大きくなる。
2回目。「f」が大きくなる。
そして3回目。「g」が大きくなります。
「g」は赤ラインの三つ目の文字なので、ここで指を中央に戻すと「g」が入力されます。
慣れてきたときに複数の文字を入力すると、まるで8の字を描くように指が動くので「8pen」という名前なのでしょうか。
削除、改行などのキーはこんな感じ。音声入力機能も将来追加されるようです。
このように、最初に中央に触れずに動かすと定型文を入力します。
入力エリアからそのまま画面をスクロールしたりできるので、タッチパッドを装備した携帯端末には最適なデバイスとなっています。
実機で評価しているレビュー。慣れればかなり高速で文字が入力できそうとのことです。
First look at 8pen input on Android – AndroidPolice.com – YouTube
対応するOSはAndroid 1.6以上。PalmOSのグラフィティのように指でなぞるだけで文字が入力でき、しかも特殊なルールを覚えなくてもよいのはかなり便利かもしれません。
ソース:8pen
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