世界のびっくりニュース

ありえない衛生状態でニセビールの缶づめ作業を行っている中国の工場の動画


中国には時に恐ろしく安いアルコール飲料が出回るそうですが、これらはいったいどこでどのようにして作られているのでしょうか。そんな疑問に答える動画はこちら。ニセモノのバドワイザーを作る工場が摘発された際のものですが、そこには恐るべき製造現場が写っていました。

こちらは中華人民共和国広東省東莞市で先日摘発されたニセバドワイザー工場の様子。左のダンボール箱から空き缶を取り出し、衣装ケースの中の液体(ビール?)を手ですくって入れています。

出荷本数の少ない地ビールでも手作業で製缶することがありますが、それはあくまで徹底的に衛生状態をコントロールされた上でのことですし、缶を液体に漬けて中身を入れるということはありません。とにかく安く作れればよいのか、ちょっと考えられない適当さです。

動画はこちらから。
好不卫生…这啤酒是这样装罐的吗!??! | FAKE BUDWEISER CANNING PROCESS!!! – YouTube

当局によれば、月に60万箱ものニセモノを出荷しており、多くは地元のバーやナイトクラブが購入していたとのこと。中国ではこうした飲料の偽造はしょっちゅうあるようで、2016年8月には広州でもニセビール約6万本が摘発されるなど、当局も手をこまねいている様子が伝わってきます。

こちらは別の工場においてハイネケンの品質管理用シールを改ざんし、賞味期限をごまかしているところがリークされた動画。安く売られているものには何かしら事情があるということを忘れないでおきたいものですね。
Fake Heineken Warehouse? – YouTube

ソース:Revolting videos of workers making counterfeit Budweisers go viral

関連記事

根性入りすぎの変造ハードディスクが中国で発見される - DNA

結婚式に招待した200人が全員「フェイク友人」だった新郎が逮捕 - DNA

一発で見分けられるドイツ製と中国製のベアリングを比較した実験動画 - DNA

中国でニセの警察学校が摘発される - DNA

あまりにも「MacbookAir」にそっくりな中国生まれのノートパソコン「S60」 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧