科学と技術

「会話の相手の声が合成音声かどうか」を判別するウェアラブルデバイス「Anti AI AI」が開発中


最近の合成音声は人間そっくりに聞こえます。もしこれがフェイクニュース作りや詐欺の電話に使われるようになったら、騙される確率はさらに上がってしまうでしょう。そんな危険を避けるべく、会話の音声が合成音声かどうかを判別するシステムが開発されました。

開発したのはオーストラリアの広告代理店DT。マイクで受信した音声をiOSアプリを経由してWeb上のニューラルネットワークに投げ、人間かどうかを判別します。AIに対抗するAIということで「Anti AI AI」となります。技術デモはこちら。

もしも合成音声だった場合、耳の後ろに装着された電子素子が冷却され「ひやっ」とする感触が得られるとのこと。電話で会話中にぞわっとしたらアヤシイ、という使い方になります。

誰が何を喋ったのか、これまでは録音やビデオでその検証ができましたが最近はとても難しい。このように、喋っている人の表情を他の役者の顔にリアルタイムで差し替える技術が既に存在しており、もしこれに合成音声を乗せたら……見破ることはできるでしょうか。
Face2Face: Real-time Face Capture and Reenactment of RGB Videos (CVPR 2016 Oral) – YouTube

ソース:Anti AI AI — Wearable Artificial Intelligence – DT R&D

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