勝者なき全面核戦争を再現したゲーム「DEFCON」に臨場感たっぷりのVR版が登場
一度始まったら最後、世界のすべてを焼き尽くすまで終わらない全面核戦争。2007年にリリースされた「DEFCON」はこれを安全に楽しめるブラックなゲームとして登場しましたが、今回製作元であるIntrovision Softwareの手によって、VRヘッドセットで楽しめるようになりました。
「DEFCON」はこんなレトロなビジュアルが楽しいリアルタイムシミュレーションゲーム。プレイヤーは最高司令官となり核ミサイル発射のタイミングをはかります。先に撃てば防御がおろそかになり、先に撃たれれば膨大な量の人命を失う……キャッチコピーの「Everybody Dies(みな死ぬ)」の通り「勝者なきゲーム」の中でいかに負けを少なくするかを競うゲームでした。
実際のゲームプレイはこんな感じ。これはCPUどうしを戦わせていますが、6人までネット対戦が可能となっています。同盟も裏切りもなんでもアリです。
DEFCON 6-CPU Player Simulation [HD] – YouTube
このゲームをVR空間で遊べるようにしたのがこちらの「DEFCON VR」
元ネタとなった映画「ウォー・ゲーム」や「博士の異常な愛情」の舞台となった核ミサイルの発射司令室のように、巨大なスクリーンにマップが投影されるほか地球儀上に戦況が映し出されます。
また同じ空間に他のプレイヤーが現れるので、彼らとの「外交」も可能。同盟も裏切りも重要なゲームであっただけに、実際に相手が目の前にいるとまた違ったプレイができるのかもしれません。イスなどを投げられるようになっているのが気になりますが……
DefconVR – YouTube
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