アートとデザイン

ファンが作った「ブレードランナー」のサイドストーリー動画「Slice of Life」のクォリティが高すぎる


「どこにでも行けるとしたら、どこに行きたいか?」という問いに、映画「ブレードランナー」の舞台である「2019年のロサンゼルス」を挙げるSFファンの人は結構いると思いますが、そんな渇望もこのファンメイド動画「Slice of Life」を見れば癒せるかもしれません。

まずはこちらの予告編からどうぞ。
Slice of Life – Official Trailer – YouTube

Slice Of LifeはクロアチアのLuka Hrgovićを監督に、極少人数のグループが自主制作している短編動画。完成すれば30分程度の上映時間になるそう。

現在、実写パートの撮影は終了し、ミニチュアなどを使った特撮パートの撮影に入っているとのこと。今後はKickstarterで3万ドル(約340万円)の出資を募り完成を目指すとしています。

ちなみに撮影は超低予算で行われており、CGIではなく一昔前の特撮テクニックが用いられているそう。そのおかげで、私達のよく知っている2019年のロサンゼルスの雰囲気も再現されました。

「2つで充分ですよ!」で有名な麺スタンド「White Dragon」も再現。

この店舗をどこでどのように撮影したのかを見ればきっと驚くはずです。
Slice Of Life – PRODUCTION DIARY 5 – YouTube

空中を飛ぶ自動車「スピナー」や刑事達が使用するブラスターなど、小道具も忠実に再現しています。

2017年は30年越しの新作「ブレードランナー2049」が公開されるとあって、様々なファンプロジェクトが立ち上がっています。こちらはヘッドマウントディスプレイを使用するVR(仮想現実)での再現を目指すプロジェクト。いろいろなアイディアが結集して、実に楽しい状態になっています。
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