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次期アメリカ国防長官ジェームズ・「狂犬」・マティス退役海兵隊将軍の過激な名言19選


次期アメリカ大統領に選出されたドナルド・トランプ氏は就任前から新機軸の政策を次々と打ち出していますが人事案もなかなかのもの。国防長官に内定したジェームズ・マティス氏は「狂犬」「僧兵」の異名をとる元海兵隊の伝説的な猛者で、教養人である一方、44年のキャリアにおける数々の名言で知られています。

ジェームズ・マティス氏は1950年ワシントン州の生まれ。69年に海兵隊に入隊しつつ72年にワシントン中央大学で歴史学の学士号を取得、ROTC制度を通じて中尉に任命されました。大変な読書家として知られており、その蔵書は6000冊とも7000冊とも。出征の際は古代ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの「自省録」を携行し、未婚を貫くストイックさから「僧兵(Warrior Monk)」の異名がつきました。

イラクやアフガニスタンでは全アメリカ軍の先陣をきる勇猛果敢っぷりを発揮する一方、若い兵士達と塹壕で語り合い寒い夜をともにすごすなど、部下思いの一面もあります。そして武装勢力に対しては「狂犬」と言われるほどに徹底的な戦いを行いました。

第2次湾岸戦争に派遣された海兵隊を描いたHBOのテレビドラマ「Generation Kill」にもロバート・バーク扮するマティス将軍が少し登場します。
Generation Kill: General Mattis – YouTube

2013年に海兵隊を退役した後は、コンサルタントや顧問として軍需・バイオ企業の役員を務めていましたが、先日トランプ氏が大統領に当選し「昨日会った国防長官候補のジェームズ・「狂犬」・マティスは印象的な男だった。真の将軍だ!」と、内定していることをツイートし、再び現役に戻ることになるようです。

好戦的な保守派、という印象で語られることが多いマティス氏ですが、その真意はどこにあるのでしょうか。以下は「名言」としてよく知られているものですが、実に奥深いものばかりです。

1. 「厳然たる事実から顔をそむけてはいけない:もし夢の世界に住み始めたらマズいことになる」

DVIDS – Images – Reception at commandant home [Image 9 of 26]

彼は指揮官達に、現実を直視し楽観的にならないよう求めた。さもなければ部下が死ぬのです。

2. 「敵を殺すために無実な者をも撃たなければならないとしたら、撃つな。敵を減らした数よりも増やしてしまうような行為は避けることだ」

DVIDS – Images – Marine Corps commandant [Image 53 of 53]

軍の対反乱活動マニュアルの共著者でもあるマティスは「君たちが市民に対し怒りや嫌悪を向ければ、それはアルカイダにとって勝利なのだ」と交戦規則を守り自律することの重要性を説いていました。

3. 「私は平和のうちにやってきた。砲兵など連れてこなかった。だから涙を浮かべてのお願いだ。:私に手出しすれば、私はお前らを全員殺す」

DVIDS – Images – Infantry Officers Course [Image 20 of 26]

イラク侵攻時、彼は武力を前面に出さず、このようにしてイラクの小部族の長達と交渉したという。

4. 「誰かを吹っ飛ばす瞬間というのは誰にもやってくる。世界には撃たれるべきクソ野郎がいるというだけだ。この世にはハンターと犠牲者がいる。君がどちらになるかは君自身が決めることだ。」

DVIDS – Images – Marine leaders at ISAF RCSW headquarters [Image 7 of 9]

イラクで彼はこうスピーチし、そして「君たちと敵対するクソったれどもを哀れに思う」と締め兵たちの士気を盛り上げました。

5. 「礼儀正しくあれ。プロフェッショナルであれ。ただし誰に会ってもそいつを殺す手段を頭に入れておけ」

DVIDS – Images – CENTCOM commander visits CJIATF 435 for holidays [Image 3 of 3]

イラクでの彼の座右の銘の1つ。市民に紛れ込んだテロリストがいるかもしれない、ということを戒めた言葉です。

6. 「我々は誠意を持って後退し、あなたに問題を解決するチャンスを与えましょう。しかしお願いがある。裏切らないでほしい。もし裏切れば、生き残った者たちは私達がここでどんなひどいことをしたか1万年は語り継ぐことになるでしょう」

DVIDS – Images – 1st MEF’s top Marines visit TQ [Image 4 of 4]

マティス・ファンの間ではかなり人気のある名言のひとつ。

7. 「失敗を心配して眠れなかったことなどない。綴り方すら分からない」

DVIDS – Images – CENTCOM commander visits soldiers in Balkh [Image 3 of 4]

彼はいつも自分と部下の能力について自信をもっていました。

8. 「スターリンと共にヒトラーと戦った国なら、アルカイダの敵と共にアルカイダと戦うこともできるはずだ」

DVIDS – Images – CENTCOM commander visits Laghman PRT [Image 1 of 6]

ノースカウンティ・タイムズ紙のインタビューでの発言。アルカイダと戦う武装勢力を味方につけることの難しさについて、アメリカ以外の国もアフガニスタンを支援したがっているので……という文脈。

9. 「アフガニスタンには5年ものあいだ、ただベールをしていなかったというだけで女性を殴るということをやってきた男がいる。そんなやつは男らしくもなんともない。そういうやつを撃つのが楽しみだ。実際やつらとの戦いは喜びだ。叫びたくなる。人を撃つのは楽しい。君らと同じくらいにな。ケンカは大好きだ」

DVIDS – Images – Manama Dialogue [Image 4 of 6]

しばしば議論になるマティスの発言。後に上司にたしなめられた発言ですが、この後「しかし我々は戦闘を避けられるような、いわゆるソフトな施策に対して投資しなければならない」と、一般人とゲリラが混ざった勢力に対する軍の施策について語りました。

10. 「人を撃つには憎しみがなければならないのではないか、という人がいる。私はそうは思わない。ただのビジネスだ」

DVIDS – Images – Army Maj. Gen. Jim Huggins meets with Marine Gen. James Mattis [Image 2 of 4]

11. 「海兵隊員は『敗北』のスペルが分からない」

DVIDS – Images – CENTCOM commander visits CJIATF 435 for holidays [Image 2 of 3]

12. 「戦場における最も重要な6インチ(約15cm)は、君の耳の間にある」

DVIDS – Images – Commander addresses US Naval War College [Image 2 of 2]

彼は部下に対し、火力を使うのは最終手段であることをいつも説いていました。

13. 「パワーポイントなんて使うとバカになるぞ」

DVIDS – Images – Gen. James N. Mattis addresses JFMCC Flag Course

海兵隊の将軍としてあまりにも多くの会議に出席した結果、彼はアメリカ中央軍司令部にいた時にパワーポイントを禁止したそうです

14. 「今の時代、どんなに戦略的・戦術的に優れた人間であっても、ハーモニーを作り出せない人間なら、それが例え敵対的なハーモニーであったとしても、仲間や同盟国、一般市民とハーモニーを作り出せないなら家に帰るべきだ。なぜならそんなリーダーシップは時代遅れだからだ。我々は境界を超えてハーモニーを作り出せる将校を求めている。

DVIDS – Images – CMC, SMMC spend Christmas with servicemembers in Afghanistan [Image 1 of 16]

15. 「(アメリカの民主主義という)実験を終わらせたい敵を見つけて、我々と我々の自由を放っておきたいと思ってもらえるまで殺しに殺して回るべきだ」

DVIDS – Images – CENTCOM commander visits soldiers in Balkh [Image 2 of 4]

16. 「戦いがある以上裏切りもある。そして信頼できない人物は常に存在する」

DVIDS – Images – Infantry officers course graduation [Image 2 of 4]

アフガニスタンで中立の小部族によって米軍が攻撃される事態が相次いだ際の発言。

17. 「ハッピーな心で戦おう」

DVIDS – Images – Marine Corps commandant [Image 49 of 53]

イラク出征前、兵士全員に宛てた手紙の中で。「抵抗する者には素早く激しい動きで戦い、その他の者、サダムの抑圧を受けていた人々には礼儀正しく、騎士道と軍人らしい慈悲をもってあたろう」と書いた。

18. 「君たちは世界で最も恐れられ、かつ信頼されている軍の一員だ。武器を使う前にまず頭を使うべきだ」

DVIDS – Images – Marine Corps commandant [Image 31 of 53]

19. 「任務のために、国のために、そして過去に我が師団の旗を掲げたもののために、命をかけて戦い、そして勇気を失わなかったもののために、任務を遂行しそして誇りを傷つけずにいよう。世界に対し『海兵隊ほど頼りになる友人で、かつ最悪の敵はいない』ということを示そう」

DVIDS – Images – Marine Corps commandant [Image 39 of 53]

「命をかけて戦い、そして勇気を失わなかった」は海兵隊讃歌の一節です。。

一読するといかにも豪放磊落な感じを受けるものばかりですが、反面武力の行使は最終手段として考えていること、敵や中立の勢力と妥協点がないか常に考えることを重視していることが伺えます。猛将であることはもちろんですが、過去の歴史を学び、深く考える知将であること、そして敵に回すとタフな相手であることは間違いないようです。

こうした罵倒を生き残ってきた男は鍛え方がやはり違いますね。
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ソース:Best quotes of Gen. James Mattis, possible Trump defense secretary – Business Insider

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