科学と技術

Boston Dynamics社、頭部を搭載し大幅に小型化された四足歩行ロボット「SpotMini」を公開


米・Boston Dynamics社が開発中の最新四足歩行ロボット「SpotMini」の映像を公開しました。最新版ロボットは大幅なサイズダウンとアーム状の頭部が搭載されたことで、性能向上だけでは無くあの独特な「不気味さ」が大きく軽減されています。

動画はこちらから。
Introducing SpotMini – YouTube

「SpotMini」は、米・Boston Dynamics社が新たに開発した重量25kg(頭部を含めた場合30kg)、一回の充電で約90分動作することが出来る四足歩行ロボット。

これまでのロボットと比較し静寂性が高く、奥行きを認識出来るカメラや3軸角度・加速度センサ(IMU)、刺激を感知するセンサなどの様々なセンサから得た情報を元に一部のタスクは自動で行うことが出来ます。複雑な行動には人間の指示を必要としています。

1. Boston Dynamics 社が開発してきた歴代ロボット。進化の過程が一目瞭然です。

2. 四足歩行ロボット「SpotMini」。足と首(アーム)を伸ばした状態。

3. 屈んだ状態を維持しテーブルの下を移動する「SpotMini」

4. 頭部(アーム)を使ってコップを食洗機へ缶をゴミ箱へ捨てる繊細な作業も出来ます

ちなみに同じBoston Dynamics社製の軍用四足歩行ロボット「ビッグドッグ」の頭部(アーム)の使用例はこんな感じです。かなり強烈です。
Dynamic Robot Manipulation – YouTube

5. 床に落ちていたバナナの皮で転んでしまった「SpotMini」。頭部(アーム)をうまく利用し自ら立ち上がります。

6. 階段もこの通り

7. スタリッシュに仕上げられた「SpotMini」。何となくアフガンハウンド的な優美な雰囲気を感じます。

天敵であるバナナの皮への対策が急がれますが、「ドラえもんの手」のようにどんな形状のモノでもつかむ事ができるロボットアームなどが搭載されると家庭用ロボットの登場もそう遠くない未来に実現しそうです。

また「SpotMini」は、その名の通り2015年2月に公開された四足歩行ロボット「Spot」を小型化したもの。「Spot」の重量は72kgのため大幅な減量に成功しています。前世代の「Spot」がどんなロボットなのかはこちらの映像で確認出来ます。
Introducing Spot – YouTube

さらに2年逆上って2013年にBoston Dynamics社が公開した迫力のエンジン音と屈強なボディを持つ四足歩行ロボット「WildCat」はこちら。多分この中で最強です……
牛の体格とハチのエンジン音で駆け込んでくる恐るべき新型四足歩行ロボ「WildCat」

関連記事

不気味な速さ、DARPA謹製チーター型ロボットが走行速度の世界記録を達成 - DNA

あの四本足ロボット「LS3」、「人の後ろをついて歩く能力」を獲得 - DNA

「鶴の拳」を習得してしまったGoogleの人型ロボット「アトラス(Atlas)」の動画 - DNA

Boston Dynamics社の軍事用マネキン「Petman」が真の姿をあらわす - DNA

どうみても殺戮ロボットのプロトタイプ、ボストン・ダイナミクス社製「PETMAN」の動画 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧

Twitter上のコメント一覧