科学と技術

居合術の達人の神業を完全シミュレートしたロボットアームの物凄いパフォーマンス映像「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」


「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」は、安川電機の産業ロボット「MOTOMAN-MH24」で居合道の達人の剣技を忠実に再現するプロジェクト。細かな調整をしているエンジニアたちの苦労もかなりのものだと思いますが、居合術家・町井勲の俊敏性・正確性・しなやかさを併せ持つ剣技を完璧にシミュレートするロボット技術の高さに驚きです。

まずは、安川電機のハンドリング用途ロボット「MOTOMAN-MH24」の登場です。

次に世界記録五冠保持者の居合術家 町井 勲 氏が登場!

町井氏の剣技をキャプチャするところから始まります

3D解析中……

そして準備完了。ここから対決が始まります。

初めは居合形「四方切り」。まじはウォーミングアップです。

対決1:「袈裟斬り」


対決2:「斬り上げ」


対決3:「水平斬り」


何やら相談中の町井氏とエンジニア

すると、とても小さな豆の「水平斬り」の成功です。すごい。

対決4:「千本切り」。ちなみに町井氏は「居合千本斬り36分4秒」のギネス記録を保持しています。

千本切り完了。ものすごいことになっています。

お辞儀で終了となります。

動画はこちらから。
YASKAWA BUSHIDO PROJECT / industrial robot vs sword master – YouTube

ちなみに安川電機は、産業用ロボットの生産台数世界一を誇るメーカ。ロボットなどの詳細情報は「e-メカサイト」に詳しいです、

また、2台の作業用ロボットが行う正確無比な殺陣の映像も凄いことになっています。
正確無比な動きで日本刀を操る産業用ロボット達の殺陣シーンの動画

関連記事

カメレオンの舌を真似て「ドラえもんの手」のようにどんな形状のモノでもつかむ事ができるロボットアームが開発 - DNA

手術ロボットがブドウの皮を縫い合わせる精密作業デモがすごい - DNA

「自動スナック菓子食べさせロボットアーム」が全力でスナックを叩きつけてくる失敗動画 - DNA

[字幕動画]卓球チャンピオンvs産業ロボットのマンガ過ぎるピンポン対決の動画 - DNA

人間には不可能な精度と速度で刃物を扱う産業用ロボットのパフォーマンス・デモ動画 - DNA

「鶴の拳」を習得してしまったGoogleの人型ロボット「アトラス(Atlas)」の動画 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧