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無人攻撃機パイロットの抱える孤独に迫る映画「Good Kill」予告編


コンピューターの前で仕事をしている人は、仕事のすごさや苦労を他の人と分かち合いにくいということがよく起こります。米軍の無人攻撃機パイロットの間でも同じような問題がありますが、「Good Kill」ではそんなパイロット達の孤独と苦悩に迫ります。

肉体的に強くなくとも、ゲーマー的技術があれば飛ばせる無人攻撃機のパイロット達の中には、とても若い兵士たちも多い。

本当に弾が飛び交い、人が死ぬ戦場から遠く離れたアメリカ・ネバダ州の基地ではそんな兵士たちが、日常の生活から毎日「通勤」してきます。

イーサン・ホーク演じる戦闘機パイロットから配置転換になったベテランパイロットもその一人。

空軍で最も危険な仕事をする「パイロット」は特別な存在です。攻撃を受けることがなく、飛行訓練も受けない無人機のパイロット達は「新参者」として仲間はずれになることも多く、浮いた存在になることが多いようです。

色々な意味で緊張を強いられる仕事ですが、見た目に厳しい仕事をしているように見えないので理解されることも少ない彼らは日々ストレスにさらされます。

良き父親としての役割と、殺人者としての仕事を毎日求められる彼らは、日々孤独を深めていきます。

誰も自分を理解してくれないのではないか……戦場から帰ってきた人たちすべてが感じる疎外感を描く映画になりそうです。

主演にイーサン・ホーク、その妻役にジャニュアリー・ジョーンズ。監督にアンドリュー・ニコル(「ガタカ」「ロード・オブ・ウォー」)と実力派が集まって作られます。
Good Kill – International Trailer (2015) – Ethan Hawke, January Jones War Movie HD – YouTube

ほぼ同じテーマを扱った短編映画「Unmanned(邦題「ターゲット」)」もかなりの好評を博しました。戦闘そのものではなく、戦闘で傷ついたもの・失ったものを描く「戦後もの」の映画が出てくると、ひとつ大きな節目を迎えた感があります。

制作元・Voltage Picturesは、母親としての自分と女性衛生兵としての義務の間で揺れ動く兵士マギー(ミシェル・モナガン)を描く「フォート・ブリス(原題)」も予定しています。
Fort Bliss – International Trailer #1 (2015) – Michelle Monaghan War Movie HD – YouTube

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