アートとデザイン

清朝時代に描かれた「京劇」の伝統美溢れる登場人物たちの絵画


中国最後の王朝・清の時代に描かれた伝統演劇「京劇」の登場人物たちの絵をまとめた「One hundred portraits of Peking opera characters」。歴史上の人物や架空の人物などが中国っぽさ全開で華やかに描かれています。

ニューヨーク・マンハッタンに位置する世界最大級の美術館「メトロポリタン美術館」が所蔵する「One hundred portraits of Peking opera characters」は、インクや金粉で絹に描かれた京劇の登場人物が描かれた100ページに及ぶ著者不明の書籍。

京劇は清朝時代に首都・北京で花開いた伝統的な古典演劇。文化大革命で一時衰退していますが、現在は「国劇」と呼ばれ伝統文化として見直されています。京劇では日本でも有名な三国志演義や西遊記、水滸伝など中国の「四大奇書」が人気。そのため日本でも有名な武将や架空の人物などが登場しています。

1. 劉備(三国時代・蜀)

2. 孔明(三国時代・蜀)

3. 趙雲(三国時代・蜀)

4. 黄忠(三国時代・蜀)

5. 魏延(三国時代・蜀)

6. 馬岱(三国時代・蜀)

7. 曹操(三国時代・魏)

8. 夏侯惇(三国時代・魏)

9. 許褚(三国時代・魏)

10. 曹仁(三国時代・魏)

11. 大佛

12. 韋駄

13. 化身

14. 青龍

15. 白虎

16. 水妖

17. 英雄

18. 鄧小姐

19. 金大力

20. 花蝴蝶

21. 包文正

22. 二郎神

23. 磨天在

24. 王大娘

こちらは実際の京劇の映像です。絵の正確さがよくわかります。
京劇 二将軍(ダイジェスト) – YouTube

ちなみに、これらの京劇の絵が描かれた頃の中国は「清朝末期の北京の風景(カラー復元写真)」のような雰囲気。良くも悪くも中国文化に溢れた時代でした。

こちらメトロポリタン美術館のサイトには100枚を超える京劇の絵が公開されています。

ソース:Unidentified Artist | One hundred portraits of Peking opera characters | China | Qing dynasty (1644–1911) | The Metropolitan Museum of Art

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