手作業よりも約30倍高速にケーブル類を床にガムテープで固定できるマシン「GaffGun」
イベント会場にはカメラやマイクのためのケーブルがつきものですが、床に固定しないと余計な事故のもととなります。手で長いケーブルを這わせてテープ留めするのはものすごく大変。しかしこの「GaffGun」があれば、こんなにも面倒な作業をマッハの勢いで片付けてくれます。
「GaffGun」はアメリカのGaffTech社が開発したシンプルなアナログの機械。床にバラバラと這わせた配線ケーブル類を綺麗にまとめ、上からテープを貼り付けてまっすぐに固定します。またテープは布製・紙製どんなタイプのものでも装着が可能となっています。
1. 使い方はこんな感じでとても簡単。複数のケーブルもビシッとまとめています。
2. 手作業と「GaffGun」の速さを比較したGaffTech社のデモンストレーション。明らかにGaffGun有利。
3. 結果は手作業:4分50秒、GaffGun:10秒。GaffGunを使用すると約29倍速く作業が完了し、時間は99.6%も節約出来るとのこと。
デモの数値はまあ参考値ですが、かなり作業は効率化出来そうです。
「GaffGun」の紹介動画はこちらから。
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4. 裏から見た「GaffGun」。ケーブルを集めるアタッチメントは取り外しが出来ます。
このアタッチメントは全部で4種類あります。ケーブルを集める「CableGuide」は3種類、スモール(XLRケーブル1〜2本まで)、ミディアム(1〜3本まで)、ラージ(3〜5本)です。そしてケーブルを這わせずライン取りのテープだけを貼り付けるためのアタッチメント「FloorGuide」です。
「GaffGun」は現在プレオーダー中。そのため「GaffGun」(スモールサイズの「CableGuide」とロングハンドル付)は約2万6000円(249ドル)のところ約2万1000円(199ドル)で予約を受付けています。また、アタッチメントの「CableGuide」と「FloorGuide」はいずれも約2100円(20ドル)となっています。発送は2014年の12月からとのこと。
ソース:GaffGun® | GaffGun® – home of the original GaffGun® applicator for gaffer’s tape
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