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インドの超絶お弁当配達人「ダッバーワーラー」がテーマの映画「めぐり逢わせのお弁当」2014年8月9日から全国の劇場で公開開始

2014.08.02 16:53 by chaka

インド・ムンバイの超巨大お弁当配達ネットワーク「ダッバーワーラー」のエラー率は月に1度、数百万回に1個誤配があるかないかというレベルだそうですが、そんな奇跡のようなミスが引き起こす、暖かな感動のドラマを描いたのがこちらの「めぐり逢わせのお弁当」。ダッバー（お弁当箱）に詰められた家庭料理が実に幸せそうな映画です。

あらすじはこんな感じ：

夫の気持ちが最近わからない主婦のイラ。彼の気持ちをひくため腕によりをかけて作られたお弁当が、なぜか早期退職を心待ちにするだけのサージャの元に届く。

お弁当はサージャが驚くほどの旨さだったが、イラの夫の反応は変わらない。不思議に思ったイラはお弁当に手紙を忍ばせ、いったいどこの誰にお弁当が届いたのか確かめようとする。

手紙を読んでお弁当の謎が分かったサージャはその手紙に返事を書き、かくしてダッバーが2人の友情を運び始めたのであった……

インドの家庭や職場の風景に「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」「メッセージ・イン・ア・ボトル」などの「手紙もの」ドラマを重ね、しかも歌ったり踊ったりしない「静かな」展開は、相当な好評を博し、マニアが集う厳し目の映画評価サイト「Rotten Tomato」では96％のレビュアーが高評価。アカデミー外国語映画賞のインド代表選出で敗退すると、全世界の映画メディアが驚きをもってそのニュースを伝えるという人気っぷりです。

夫の愛を確かめたい主婦、イラをこの作品で大ブレイクをはたしたニムラット・カウル、妻を亡くし呆然と生きるだけだった男・サージャを「スラムドッグ$ミリオネア」「ライフ・オブ・パイ」のイルファーン・カーンが演じます。また物語では「ダッバーワーラー」達とその精密なシステムが重要な役割を演じるので、予習して見るのをオススメします。

エラー率わずか0.00000625％、驚異のインド式昼食配達システム「ダッバーワーラー」 – DNA