アートとデザイン

アンディ・ウォーホルが1985年に制作した貴重な「デジタル作品」が発見される


どこにでも見られるロゴやモチーフを題材とする「ポップアート」の旗手、アンディ・ウォーホルが残したコンピューター・グラフィクス作品が発見されました。


発見のきっかけはアミガを操り絵を書くアンディ・ウォーホルが写ったこちらの動画。
Andy Warhol paints Debbie Harry on an Amiga – YouTube

ひょっとしたらアンディ・ウォーホルの遺品に、これらの作業で作られた画像が残っているのではないか。そんな可能性に気づいたCory Arcangelさんがウォーホル・アーカイブに問い合わせたところからプロジェクトが開始されました。

そして、古いコンピューター機材のコレクションで知られるカーネギー・メロン大学コンピュータークラブと同大学のフランク・ラッチアイ・スタジオの手によって、アーカイブが所有していたフロッピーディスクから以下の画像がサルベージされました。

残されていた資料や書簡などの調査によればこれらは1985年、アミガを製造していたコモドール・インターナショナル社の依頼に基づき、コンピューターアートの可能性を示すべく制作されたもの。マウスでの一発描きやカメラ画像を加工したものなど様々ですが、アナログ作品と共通した作風が現れています。

社会に流通する有名なモチーフを作品に取り入れ、大量生産の資本主義社会の空虚さを表現しているといわれている作風は、以下の作品にも見てとれます。もし存命なら、彼ほどコンピューターグラフィクスという画材にマッチするアーティストもいなかったのではないでしょうか。

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4. ウォーホルが所有していた機材。

ソース:THE ANDY WARHOL MUSEUM ANNOUNCES NEWLY DISCOVERED AMIGA EXPERIMENTS

STUDIO for Creative Inquiry » Previously Unknown Warhol Works Discovered on Floppy Disks from 1985

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