科学と技術

弾丸・予算不足のためハマスが「射撃シミュレーター」を独自開発


コンピューターを使ったシミュレーターは、アメリカなど資金が潤沢な軍だけのものではありません。イスラエルとのにらみ合いを繰り返すイスラム主義政党・ハマスもまた、レーザーを用いた射撃訓練装置を用いて、低予算での訓練を行っています。


2013年7月に起こったエジプトのクーデターの結果、親ハマス政権であったムルシー大統領が失脚。エジプトとガザ地区を結ぶ密輸用トンネルが破壊されることとなり、銃の価格が2倍、弾薬で3倍になるなどハマスの財政は困窮しています。

そのためハマスは独自にレーザーを用いた射撃訓練システムを開発し、訓練のためのコストを削減しました。

いろいろな姿勢から心ゆくまで練習ができるようになります。

屋外の射撃場と違い無人機を送り込んで爆撃されるということがありません。また射撃音が小さいので市街地に設置でき送り迎えの燃料代も節約できます。時間も選びません。こうしたシミュレーターはコスト以外のメリットも大きいようです。

ちなみにこの射場は「内務省の地下」にあるとのこと。現在までに1700人がここで訓練を受けたそうです。

ちなみに「本物とはちょっと違うけど反動もすごい」そうです。

実銃の所持が難しい日本でもキセノンランプを用いた「デジタル射撃」の競技がありますが、あれと似た感じになります。

IT、特にインターネットはそれまで弱い立場だった人に力を与えてきました。このシミュレーターもそうした典型的な例です。「争いは無益だ」という見解が伝わらないのだけが残念です。

ソース:Cash-strapped Hamas turns to e-bullets – Yahoo News

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