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元祖TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンス」が40周年を迎える


勇者となって冒険の旅にでる「ロール・プレイング・ゲーム(RPG)」の元祖「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が2014年1月26日で発売から40周年を迎えました。


1974年に誕生した「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、複数のプレイヤーと進行役のゲームマスターによって遊ばれるテーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)のルールの1種。

文字通り「役割を演じる」ゲームであり、プレイヤーは進行役のゲームマスターや他のプレイヤーと会話しながら旅の目的を達成するもの。ある行動の成功・失敗や戦闘などはルールにのっとりサイコロで解決されます。

初年度売上1000セットでしたが翌年は売り上げを3倍に増加、何度かの改訂を経て今までに約10億ドルを売上げ、のべ2000万人が遊ぶゲームとなっています。特にアメリカではポップカルチャーの象徴的存在でもあり、時には「若者が集まって魔法や悪魔の話をしている」とクリチャン団体の抗議の対象になることもあったそう。

これをコンピューターゲームに落とし込んだものがいわゆる現在の「RPG」で「ダンジョンズ&ドラゴンズ」やその他のTRPGルールがなければ「ウルティマ」も「ドラゴンクエスト」もおそらく生まれてこなかったものと思われます。

日本でもプレイヤーが多数存在し「ソード・ワールドRPG」など和製TRPGルールもたくさんあります。またTPRGセッションの様子を劇台本の形に収録した「リプレイ」と呼ばれるジャンルの本は、現在の「ライトノベル」の書かれ方にも影響を与えています。「人狼」や「リアル脱出ゲーム」などもTRPGからの派生ゲームといっていいのではないでしょうか。

最近は屋内で遊ぶだけでなく、屋外で楽しむ「LARP(ライブアクション・ロールプレイグ)」なども国内・国外にて遊ばれている模様。軍艦を一隻借りて行われるなど大規模なセッションもあるようです

最初はちょっと照れくさいかもしれませんが「ごっこ遊び」にはたまらない面白さと奥深さがあるものです。遊び方の一つとしていつまでも残ってほしいものですね。

ソース:Happy 40th birthday, Dungeons & Dragons! | Plugged In – Yahoo Games

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